いやぁ~ しっかり雨がふりましたな~ 残念ながら今年最初の 『たこ焼きカップ』 は中止です。楽しみにされていた方々、申し訳ありません。次回は4月4日(土)開催でっす!
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『Red Bull Urban Xross』 
 市街地でのMTBレースイベント
 
開催日 : 8月16日(土)
開催地:愛知県名古屋市/久屋大通公園
 
 
 
 
名古屋の市街地中心に設営された特設コース。そこで行われたMTB(マウンテンバイク)レース。
コンクリートタイル上に設置された木造セクションを、2名のMTBライダーがゴールまでの速さを競う2X(マウンテンバイクツークロス)方式の本イベント。コースレイアウトの前半は、BMXトラックレースを模したジャンプセクションと深いバームとし、後半はMTBの走破性を生かすテクニカルなラダーセクションへと続く構成。 2名のMTBライダーが単純明快なルールの下、一目で全体を見渡すことが出来るコースをハイスピードでゴールを目指して疾走。 選手達は駆け引きと、白熱した競り合いをコースの随所に見せ、会場は常に大きな歓声が起きていました。
 
また本イベントでは競技の合間に、世界トップクラスのライダー"フィリップ・ポルク" 氏によるデモライドが行われ、こちらも大いに盛上った。 
 


 

国内では初の試みとなった今回のアーバンクロスレース(市街地2Xレース) 開催前より大変話題となったこのイベントに、全国各地よりライダー、ギャラリーらが会場となる名古屋市に集った。名古屋市の中心街で行われた本イベントは多くの人々の目にとまり、加えてテレビ、新聞の取材もあって、マイナー競技であるスポーツ自転車競技の効果的な露出となった。

 

 

"予選計測 "


今回のイベントのエントリー総数は44名。
予選は各ライダーがタイムアタックを2本行い、上位32名が決勝トーナメントへと駒を進めるコトができる。
会場には全国に名をはせるエリートMTBレーサー達の姿が多くありました。よって、初のアーバンクロスレース(市街地2Xレース)の開催ではあるが、この新たなレースカテゴリーでの事実上の日本一決定戦となった。 
エリートMTBレーサー以外には各地のMTB、BMXレーサーに、ダートジャンプ系、ストリート系のライダーの参加が見受けられた。
午前中は練習走行。正午より予選計測が始まった。
タイム計測は予選開始からとなるので、ライダー達は練習走行で試したラインを確かめながらの2本のタイムアタックとなった。

予選1位で決勝進出したのはMTBダウンヒル界の若手筆頭
 "永田 準也 (IRON HORSE/SSR)"
タイムは18.341であった。永田に続いたのは
 "久島 勇気" と "久島 賛汰 (チームフリーライド)"
の久島兄弟。中、高校生ライダーが成人ライダーより好タイムを出した事となる。コンマ差でかろうじて32名入りしたのは大阪は治水ローカル ダートジャンパー "入佐康介 (FK170)"
  なお、決勝へのしきい値となったタイムは20.132であった。 


"決勝トーナメント"


決勝より2X方式での勝ち抜き戦が始まる。
単独走行であった予選計測から、2名のライダーが速さを競う2Xレースになると、会場の様子は一転する。2名のライダーがスキルと意地をぶつけ合う、熱い2Xバトルの始まりである。
注目のヒートを順を追って解説します。

 


"1/16 Final "


7ヒート目

"吉井 康平 (チームチャパッツ)"

VS

"瀬古 裕太 (GONZO track)"


同世代はもとより、成人ライダーも打ち負かす関東の中学生BMXレーサーの吉井。BMXの乗り味に近い24inchクルーザーで参戦。
対するは同じく中学生BMXレーサーで、東海地区の若手を代表する瀬古。吉井に相反してMTBでの参戦。
同世代のハイスキルBMXレーサーが異なるバイク仕様での対決となった。
前半は大半の予想通り、クイックな走りを得意とするフルリジットの24inchクルーザーを駆る吉井が前に出る。
第2バーム前では瀬古とバイク3台分の差をつける、圧倒的な走りで、吉井の勝利は決したと誰もが思った。
しかしその直後、第2バームにハイスピードで進入した吉井は、ラダー状のバームにタイヤをとられるように転倒。 24inchクルーザーの吉井は、後半MTBセクションの洗礼を浴びる事になる形で敗退。

しかし中学生ながら大人に劣らない走りを見せた吉井に、ゲストライダーのポルク氏より、大会終了時に"特別賞"が贈られた。 

 


11ヒート目

"増田 直樹 (unanthorized products)"

VS

"波多野 真弘 (NCFR)"


MTB4Xレースでは敵なしの感のあるエリートMTBレーサーの増田。対するは東海地区のローカルMTBレーサーの波多野。エリートMTBレーサーの増田にとって、余裕の持てる対戦相手である波多野。しかし、後半のMTBセクションにてバランスを崩して失速。波多野に僅差に持込まれるが、コンマ差でなんとか勝ちあがった増田。

1発勝負の怖さを感じる事に。

他のヒートも後半のMTBセクションでのバトルが熾烈で、この後のレース展開でもキモとなるセクションとなりました。 


 

1/8 Final


3ヒート目

"櫻井 孝太 (BLK MRKT JAPAN )"

VS

"渡辺 勇大 (charge bikes)"

 

予選4位通過、地元名古屋のエリートMTBレーサーの櫻井。
対するは予選20位、関東地区のエリートMTBレーサーの渡辺。
地元ライダーの櫻井の活躍にギャラリーからは期待がかかったが、スタートカウント中にシグナルライトが一瞬ダウン。スタートを踏切れなかった櫻井に対し、渡辺は動じる事なく発進して前に出る。
櫻井は猛追するが、わずかに届かず1/8 Finalにて敗退。
ちなみに渡辺は練習走行中の転倒でカカトを骨折していた事が後に判明。 痛みをこらえつつの苦しい戦いであったが、この後もシグナル不調を味方にして勝ち上がっていく。

負傷しつつも勝ち上がる渡辺(写真手前、1/4 Final)

ハンディを負いつつの4位入賞は快挙と言える

 


5ヒート目

"久島 賛汰 (チームフリーライド)"

VS

"塚本 岳"

 

この日のベストバトルの1つと言える本ヒート。
予選3位通過の久島に対するは、'90年代に敵無しで活躍したエリートMTBレーサーの塚本。今なお現役で各レースに挑んでいる。

新旧MTBレーサーの対決に注目が集まった本ヒート、スタートで出遅れる形となった塚本。 久島にバイク1台以上の差を付けられたまま差を縮めれない塚本。両者は後半のMTBセクションへと突入。

第2バームをしっかり使い加速しようとする久島、後続の塚本は空いたインをフラットコーナリングで突き、久島の前へ出てラインをブロック。バームを押出された久島は失速して塚本に敗退。
『これがMTB!』 と言わんとばかりの塚本の走りに、会場は大きな歓声があがりました。

フラットコーナリングでインを突く塚本(写真奥)

 


6ヒート目

"増田 直樹 (unanthorized products)"

VS

"栗瀬 裕太"


1/8 Finalでは辛勝だった増田。対するは肋骨骨折の怪我を押しての参戦となるエリートMTBレーサーの栗瀬。
先に出たのは増田。人気ライダーである栗瀬に多くの声援があがるが、増田の職人ライドになかなか差を詰めることが出来ない。第2バームに差しかかり、栗瀬は前ヒートの塚本の様にインを突くが増田に届かず敗退となる。
増田はこのヒートから、いつもどおりのムダ無い、スキ無い走りを取戻した様子だった。

 

1/4 Final


3ヒート目

"塚本 岳"

VS

"増田 直樹 (unanthorized products)"

 

レジェンドライダー塚本の勝ち上がりを期待された注目のヒート。

しかし増田がムダ無い、スキ無い走りでそれを阻止。
『一見、速く見えない走りをするライダーが、実は1番速い』
増田の走りはまさにそれである。

ムダの無い走りが本大会でも光った増田(写真手前)

 


4ヒート目

"井出川 直樹 (IRON HORSE/SSR)"

VS

"久島 勇気"

 

MTBダウンヒル界のトップの井出川に挑む形になる若手の久島。
しかし10代ながらMTB4Xレースで大変実力のある久島。

1/16 Final、1/8 Finalではスキがあれば相手のラインをしっかりブロックして勝ち上がってきた。久島が先行して第2バームへ突入。しかし久島がバランスを崩して両者ともに失速。ゴール目指してほぼ0スピード発進。最終ストレートに注目が集まる。
ぺダリング勝負で久島がコンマ差で井出川を下した。 
 

 

Semi Final


1ヒート目

"永田 準也 (IRON HORSE/SSR)"

VS

"渡辺 勇大 (charge bikes)"

 

僅差で展開する本ヒート、第2バームで両者が接触。
渡辺が一旦前に出たが、最終ストレートで永田に抜かれて敗退。
まず、永田のFinal進出が決まる。


2ヒート目

"増田 直樹 (unanthorized products)"

VS

"久島 勇気"


スタート直後、若干前へと出た増田。第1バームで増田はイン~アウトを走り、九島のラインをつぶす。結果、九島は第1バーム脱出時のスピードが落ち、増田に差をつけられてしまう。その差を埋めれないまま、両者はゴール。増田がFinal進出となった。

Final


 

"永田 準也 (IRON HORSE/SSR)"

VS

"増田 直樹 (unanthorized products)"

 

大注目のFinal。会場の盛上りは最高潮に。両選手に大きな声援が送られるなか、最終ヒートのスタートが切られた。

勝負は第1バームでほぼ決まったと言える。スタートで若干前に出た永田は、第1バームを得意のインサイドターンで加速。第1バーム脱出時には増田に車両1台分の差をつけていた。その差は埋まる事はなく、永田が先着でゴールして1位を決めた。
増田を下したゴール直後、永田は大きな歓声に包まれていた。

"RED BULL URBAN XROSS"の王者は、MTBダウンヒル界の若手筆頭の永田となり、賞金の11万円を手にした。

 

余談となるが、アーバンクロス王者の栄光もさることながら、容姿端麗な永田に、多くの女性ファンが出来た事は間違いないであろう。

 

大盛況で終えた国内初のアーバンクロスレース(市街地2Xレース)
今回、新たに生まれたカテゴリーの競技だが、またどこかで開催される事を願うばかりである。

 

 

主催者報告

 ・Yas Goto Blog

 

Red Bull Urban Xross リザルト

 ・WAKITA Soft HP

 

写真資料提供

 ・dsk24

 ・koitalo
 ・ryotaraw
 ・EBI

 

 

名古屋名物 "テレビ塔" を背にするスタート台
 

スタート台から傾斜角度45゚の斜面で急加速!
 
 
最初のビックジャンプセクション。安全に飛距離が出るジャンプ台であった
そして第1ストレートはバンク トゥ バンクジャンプから第1バームへと続く
 
広く深い第1バーム。インアウトのライン取りの攻防戦が繰り広げられた
 
第2ストレートの2連ジャンプ台。ハイスピードで選手達は駆け抜けていく
 
今回のレース展開でのキモとなったラダー状の第2バーム
選手達の駆け引きに、詰めかけた観客は大いに沸いた
 
最終ストレートはラダー状のウェーブリズムセクション。そしてゴール!
 
 
 レース毎、多くの観客が拍手や声援により、選手の健闘を称えた
 
会場の一角にスポーツ自転車体験コーナーを設置。こちらも好評であった
 
 
"RED BULL URBAN XROSS"の優勝者には賞金11万円がっ!
 
初の開催であった市街地2Xレース。通常のダート走行とは異なる
独自のマシンセッティングも、勝敗を左右する要因のひとつでもあった
 
 多くの人々を魅了した市街地2Xレース。定期的な開催を期待したい
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
このページの最終変更日 2008/08/29 17:55